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園児健康診断について
- ●年2回、専門医による内科検診、年1回歯科検診を行っています。
- ●毎月、身体測定を行っています。
- ●診断・測定の結果は、健康診断票・身体測定表に記入すると同時に、連絡帳にてお知らせいたします。
- ●検診日には、なるべくお休みしないようにお願いします。
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保健衛生・体調管理について
- ●保育園は多くのお子さんの集団生活の場ですから、お子さんが病気の時はお預かりできません。前夜熱があったり、ご家庭でケガをしたなど健康上変わったことがあれば登園時に必ずお知らせください。(発熱38℃以上・嘔吐・下痢・機嫌が悪い・元気が無く顔色が悪い・通院した等)
- ●病気やケガの後に登園されるときは医師に「保育園に通っている」ことを話し登園しても良いかどうかをお確かめください。
- ●つめは長いと不潔になります。また、友達を傷つけるので週1~2回切ってください。
- ●持病のあるお子さんは必ずお知らせください。(アレルギー・けいれん・ぜんそく・心臓病等)
- ●保育中に体調が悪くなったときは、早めにお知らせいたします。全身症状をみて熱が高くなくてもご連絡する場合がありますので予めご了承ください。
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予防接種について
- ●集団生活の場では、病気をもらったり、うつしたりが頻繁におこります。病気にかからないように、またかかっても重症化しないために、できるだけ予防接種を受けて頂きたいと考えます。
- ●予防接種後の経過観察はきわめて重要です。お子さんの全身状態に変化がないかよく観察する必要があります。接種当日は、いつも通りの生活、入浴もできますが、激しい運動は避け、接種部位をこすったりしないようにしましょう。
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保育中のケガ等について
- ●保育中のケガ等で医師の診断が必要とみられた場合には、保護者へ連絡をした後、園が責任をもってお子さんの診察・治療にあたります。(受診する病院についてはその都度保護者と相談します。)
- ●万が一に備えて、保育園では園児用の団体傷害保険に加入しています。保育中の事故により受診した場合、ケガの状況に応じて適応されます。
感染症の対応について
- ●保育園で感染症が発生した場合は、速やかに保護者に連絡し、そのお子さんの安静と他のお子さんへの感染予防に努めます。
- ●感染したお子さんは、学校保険法に準ずる登園基準を守り、完全に回復するまで休養し、医師の許可を得て登園するようにしてください。「治癒証明書」(園指定)が必要です。
- ※医療機関によっては、有料となる場合があります。
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感染症の登園基準
★主治医の判断を受けてから登園してください。
感染症と登園基準一覧
(横にスクロールできます。)
病名 潜伏期間 感染可能期間 主な症状 登園基準 インフルエンザ 1~2日 感染後約10日 発熱、全身倦怠、筋肉痛、鼻カタル、咳、喉頭痛 解熱した後2日を経過し元気が良いとき 百日咳 6~15日 感染後約3週間 発作性の長期咳、持続 特徴の咳が消失したとき はしか(麻疹) 10~12日 発疹出現の前後4~5日 上気道のカタル、発熱、粘膜疹コプリック班 発疹に伴う熱が下がった後、3日を経過し元気が良いとき おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) 14~24日 明らかな症状を示す7日前からその後9日続く 発熱、耳下腺、舌下腺、顎下腺の腫脹及び圧痛 耳下腺の腫れが消失したとき 三日はしか(風疹) 14~21日 発疹出現の前後7日間 種々の発疹、軽熱、リンパ腺腫大 発疹が消失したとき 水ぼうそう(水痘) 11~20日 水痘発現前2~後6日 軽熱、被覆部に発疹、斑点丘疹状→水疱→頸粒状痂皮 すべての発疹が痂皮(かさぶた)になったとき プール熱(咽頭結膜熱) 5~6日 潜伏期後半~発症後約5日間 発熱、全身症状、咽頭炎と結膜炎の合併症 解熱し、主要症状がなくなった後、2日を経過してから 流行性角結膜炎(はやり目) 1週間以上 発病後約2週間 軽熱、頭痛、全身倦怠、結膜の炎症、眼瞼浮腫、目やに 治癒するまで 急性出血性結膜炎(アポロ病) 1~2日 発病後約4日 流涙、結膜充血、眼瞼浮腫、滲出液 治癒するまで ヘルパンギーナ 2~7日 ― 高熱、咽頭痛、咽頭に水疱 解熱し、食事も十分できて元気になったとき 手足口病 2~7日 水疱消滅まで 感冒様症状、手足口に赤斑→水疱 元気が良ければ登園可能 りんご病(伝染性紅斑) 17~18日 14〜20日 顔面赤班とくに頬部の赤斑性発疹 感染力はないので、元気が良ければ登園可能 浴連菌感染症 2~4日 潜伏期後半~発症後約7日間 発熱、咽頭痛、扁桃腺炎、苺舌、頸部リンパ節炎、全身に発疹 有効治療を始めてから、2~3日たって 嘔吐下痢症 不定期 不定期 発熱、下痢、嘔吐 主な症状がほとんど消失し、主治医、医師が登園して差し支えないと認めたとき 感染性胃腸炎 1〜3日 - 発熱、腹痛、下痢 主な症状がほとんど消失し、主治医、医師が登園して差し支えないと認めたとき マイコプラズマ肺炎(うつる肺炎) 10〜24日 - 咳、発熱、呼吸困難(重症の場合) 症状が改善し、元気が良ければ登園可能 突発性発疹 約10日 - 高熱、3日後に全身に発疹 主な症状がほとんど消失し、主治医、医師が登園して差し支えないと認めたとき ペルペス性歯肉口内炎(単純ペルペス感染症) 2日〜2週間 - 口内炎症 症状が改善し、元気が良ければ登園可能 とびひ(伝染性膿瘋疹•皮虞化農症) 2〜10日 水疱消滅まで 主として豆つぶ大の水疱、自覚症状あまりなし 他人への感染のおそれがないと医師が認めたとき 水いぼ(伝染性軟属歷) 14〜50日 - 球状のいぼ 他人への感染のおそれがないと医師が認めたとき 新型コロナ感染症 2〜7日 発症前から発症後5~10日間 発熱、全身倦怠、関節痛、咽頭痛、下痢、嗅覚・味覚異常 発定した後5日を経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過すること。(無症状の感染者の場合は、検体採取日を0日として5日を経過すること)